57話 大人だから矯正治療
きっかけがなかった。
かといって、もう年だから矯正治療には、なかなか踏み出せない。
いいえ、大人だからこそ矯正治療をして、美しさと健康を手に入れるのです。
今はそんな時代です。
何もしないのも自分、行動するのも自分。決めるのも自分です。先ず矯正相談をして、やるやらないを考えるのはそれからで十分です。
【初診時】
成人 女性。著しい上顎前突です。
彼女は矯正治療をすることにしました。
矯正相談の日はお話だけです。現在の問題点や今後の予測などを説明します。
後日、やる場合は検査の予約を、やらない場合はそのままで結構です。
【治療後】
どんな症例でも動的治療期間はおおむね1年半から2年です。きれいになったら、装置を外して保定に移行します。下の写真は撮影の都合上、保定装置を外していますが、普段は装着しています。保定装置は目立たない設計なので安心して下さい。
かなりの出っ歯でしたが、今ではその面影は全然ありません。前歯が後退したことで口唇の閉鎖が容易になり、同時に口元のもっこりした感じがなくなりました。
あのまま何もしない選択肢もありましたが、この女性は矯正治療をすることで、きれいな歯並び・咬み合わせ、美しい横顔を手に入れました。
最近、当医院では40~50才代の女性の患者様が矯正治療をするケースが少しづつではありますが増えています。彼女たちにも、迷いがあったことでしょう。
私は、その決断に応えるため丁寧な治療で対応します。やるやらないを決めるのはあなたです。