41話 早過ぎてはいけない、遅過ぎてもいけない
子どもの反対咬合は、適切な時期に適切な治療をしなくてはいけません。とくに横にズレるタイプは放置することのないようにして下さい。 全ての症例は検査資料を採り、診断をして治療方針をたてます。今回は、小学3年生 男子 反対咬合症例です。 本症例の治療方針は...
38話 顔を治す
さっそくですが、本症例の診断結果を以下に示します。 ①骨格性反対咬合である ②下顎が前に誘導されている ③かつ、左に顎変位していく ④上顎前歯2本の先天欠如 治療ではここに挙げた点について、ていねいに対応していきます。ただ、ひとつだけ治療を難しくする要素がありました。それは...
24話 顔が曲がっている。(顎偏位)
顎偏位(がくへんい)。下顎が横にズレて咬んでいる状態、顔もそれに伴って偏位しています。下顎のズレの原因は次のことが考えられます。 ・骨格的な原因として、下顎の骨が変形している場合。 ・機能的な原因として、歯の不良な接触で下顎が誘導される場合。...