34話 ちょっと反対咬合?、すごい反対咬合?
中学3年生の男子が歯並びを気にして来院されました。 矯正相談は保護者同伴で時間をかけて行います。相談者はこの時点で反対咬合の傾向があるので、私からは顎の成長発育に関する治療を提案しました。もちろん矯正治療をする・しないはご本人の判断なので、治療の押し売りはしません。ですから...
33話 不正咬合はなぜ治さなければならないか。
不正咬合はなぜ治さなければならないか。 不正咬合は歯・顎・舌・筋肉・呼吸・習癖などのバランスを欠いた時に発生します。あなたは、あなたの子どもはこの不均衡な状態のままで生活するのでしょうか。不正咬合があるとQOLは低下します。QOL(クオリティ・オブ・ライフ)とは、人生の内容...
32話 ○○矯正とか○○○○○矯正。
近頃は、いろんな矯正治療があるようで、何とか矯正とか、ほにゃらら矯正とか。皆さん、いろいろ工夫を凝らしています。この手の矯正に共通しているのは「ハヤイ、カンタン」です。私が施術するマルチブラケット治療の治療期間は1年半から2年です。矯正治療とは、そういうものです。...
31話 続・この症例を診断して下さい。
前回の「この症例を診断して下さい」とあわせて読むことを勧めます。そこでは、反対咬合のタイプにはいろいろある事、診断の重要性について説明しています。今回も、一緒に考えてみましょう。 初診時年齢 7歳 反対咬合です。 【初診時の頭部X線規格写真】 セファロ写真とも言う。...